2009年06月21日

沢村大は地球人の考古学者

沢村大は地球人の考古学者。銀河連邦警察にスカウトされた彼は、バード星の宇宙刑事養成所で訓練を受けていた。そんなある日、不思議界フーマによって銀河中の星が次々と消滅させられ、銀河連邦警察は急遽訓練生をも動員して各惑星の警備にあたらせる。そしてフーマが地球に狙いを定めたことを知ったコム長官は、大に「シャイダー」のコードネームを与え、地球担当宇宙刑事に任命した。大はフーマによって故郷マウント惑星を消滅させられてしまった同じ訓練生のアニーと共に、超次元戦闘母艦バビロスで故郷地球へ向かった。

沢村 大(さわむら だい)
地球人の考古学者だったが、銀河連邦警察に宇宙刑事候補生としてスカウトされて訓練生となる。地球への出発の際に、伝説の勇者・戦士シャイダーに由来する「シャイダー」のコードネームを与えられた。のちにいくつかのきっかけから、本当に戦士シャイダーの末裔だったことが判明する。
星と光たち
オリンピックの驚き
海のお話
ウサギの秘密
めの付く言葉
音楽歴史
まの付く言葉
バレンタインデー
たばこ禁煙
酒に飲まれて
皮膚科学
為替
アーチェリー
ボイスドラマ
九州
カポエラ
ビオトープ
縄跳び
包装
ソフトボール

アニー
シャイダー=沢村大のパートナー。フーマに滅ぼされた惑星・マウント星出身。元々はシャイダー同様に宇宙刑事候補生であり、捜査官としての力量及び戦闘力は高い。テレパシー能力も持つ。武器は2丁のレーザーセンサーガン(別名・バードニアブラスター)。シャイダーとは腕時計形専用通信機シャイダーホーンで連絡を取り合う。これは小型爆弾や強力な電磁パルス発生装置を内蔵した武器としても使える。また、ブーツの中に予備のシャイダーホーンを隠し持っている。
ウル
オオカミの様な外見をした宇宙刑事候補生。最終決戦で死亡。
キッツ
キツツキの様な外見をした宇宙刑事候補生。こちらも最終決戦で死亡。
コム長官
最前線で陣頭指揮を執る銀河連邦警察の最高責任者。宇宙刑事ギャバン、シャリバンから引き続き登場。
マリーン
コム長官の秘書。宇宙刑事ギャバン、シャリバンから引き続き登場。
星野月子
主にコム長官の補佐を勤めている。宇宙刑事ギャバン、シャリバンから引き続き登場。
ミミー
コム長官の娘で、かつてギャバンの助手として地球に赴任したこともある。宇宙刑事訓練養成所で後進の育成に携わる。

2009年06月04日

現行教会法での異端規定

古代から中世中期までは公会議において、中世後半以降は異端審問などで、異端宣告がしばしばなされた。現在のローマ・カトリック教会においては、「異端」を、教会法の中で、次のように定義している。

教会法によれば洗礼後、名目上キリスト教徒としてとどまりつつ意識的・意図的に神の意志に対して反対するのが異端であり、これは信仰の諸前提から誤って導き出された神学的誤謬とは区別されなければならない.(新カトリック大事典編纂委員会編、「新カトリック大事典」、1996年)
今日では異端とは客観的意義に於いては狭義のカトリック教理に反する命題、又主観的意義に於いてはかかる命題の容認、或る天啓的信仰事項として(fide divina)、又は公教的信仰事項として(fide catholica)信ずべき真理の頑固な否定、または真剣な懐疑を指す(教会法 1325条2項).(上智大学,独逸ヘルデル書肆共編 、「カトリック大辞典」、1940-1942年)
宗教改革以降のプロテスタント教会でも歴史的に教会会議で異端の排斥を決議したことがある。ルター派とカトリックのアウグスブルクの和議では改革派が、改革派のドルトレヒト会議ではアルミニウス主義が異端として退けられた。

カルヴァン(改革派)も、ヴィエンヌ宗教裁判でその血液循環説でしられるスペイン人のミカエル・セルヴェトゥスを異端として告発したことは有名。セルヴェトゥスは、数学者、解剖学者、医学者で多くの神学論文を著した人文主義者でもあり、三位一体論を否定してリヨンの異端審問所でカトリックから異端判決を受けた後に脱獄、ジュネーヴで捕縛され、カルヴァンの告発により、当時の異端者処刑の通例に従い火刑に処せられた。
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今日、プロテスタント教会で「異端」を定義する根拠は、再洗礼派やアルミニウス主義をとる諸教派やルター派や改革派などが超教派の立場から共有できる、ニカイア信条、ニカイア・コンスタンティノポリス信条、カルケドン信条、使徒信条など基本信条からの逸脱である。しかし、それらとの合致が自派の正統性の根拠であると具体的に強く意識していない教会や信徒によっては、単にプロテスタンティズムに反するに過ぎない「聖書のみに基づく信仰からの逸脱」、また、暴力的であるなど明らかな反社会的運動、牧師が教祖的になる、あるいは高額な献金を強要する、継続的に聖書以外からの教義を説教をする、など、本来はカルトの定義に相応しいものが異端の定義であるかのように捉えられている。これは、明らかな聖書からの逸脱であり異端であると今日の彼等が意識するものの代表例が、モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)、エホバの証人、統一協会等であり、これらが異端であると同時に破壊的カルトでもあると認識されていることにより、両概念の定義に混同が発生しているものである。

2009年05月01日

義倉(ぎそう)

義倉(ぎそう)とは、災害や飢饉に備えて米などの穀物を一般より徴収し、または富者から寄付を得て、これを貯蓄するために国内の要地に設けた倉庫。万一に備える一方で穀物の腐敗の防止と義倉の維持のために古い穀物を安価で売却(出糶)し、また一般に低利で貸し付ける(借放)事も行われていた。

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中国においては、『周礼』の司徒属人條にて周が「委積法」を行ったことに由来しているとされているが、記録の上で明白なのは、隋の開皇8年(585年)に度支尚書長孫平が定義したもので、諸侯から民衆まで一定額の粟・黍を納めさせて州県に設置された義倉に納められた。以後歴代王朝に引き継がれた。唐の天宝8年(747年)には全国に総額6,370万石の備蓄があったという。だが、不正や財政への流用などによって南宋以後には衰退した。

一方、日本では隋の制度を基にして大化の改新の際に導入され、大宝律令賦役令にて定められ親王を除く全人民がその貧富に応じて納めた。律令制の衰退に伴い義倉も衰退したが、江戸時代に入ると儒教の影響で諸藩の中に義倉を作る所が現れた。だが、明治政府成立後にその多くが政府に接収されて不足する国家財政の穴埋めに使われたといわれている。

これに対して、地域の役所あるいは民間が主体で義倉と同様の事業を行ったものを社倉(しゃそう)と呼ぶ。義倉が衰退した南宋期の中国において朱熹によって義倉に代わるものとして提唱されたと言われており、日本に朱子学とともに伝来した。江戸時代には山崎闇斎・中井竹山・加藤岳楽・佐藤信淵・吉田松陰らが独自の義倉構想を立てられた。諸藩の中にもこれを推奨するところが多く、早くも承応3年(1654年)に保科正之の会津藩がこれを導入している。また、江戸幕府も寛政の改革で「七分積金」を導入した。このように日本では本来の設置意義と違って朱子学を奉じた支配階層主導による設置も多く行われ、支配階層による義倉との混同が進んだ。とはいえ、民間主体の社倉の存在も決して少なくなく、昭和時代まで存在が確認できるものもある。

2009年04月16日

モンケ(Möngke)

モンケ(Möngke, 1208年 - 1259年 在位1251年 - 1259年)は、モンゴル帝国の第4代皇帝(カアン、大ハーン)。漢字表記は蒙哥、蒙哥皇帝で、ペルシア語表記では mankū qā'ānまたはmūngke qā'ān 。元から贈られた廟号は憲宗、諡は桓肅皇帝[1]。モンケという名は、中世モンゴル語で「永遠」を意味する。チンギス・ハーンの四男トルイとその夫人ソルカクタニ・ベキの長男。子にシリギがいる。

生涯 [編集]

即位以前 [編集]
若い頃から資質に優れ、父のトルイと共に金の名将である完顔陳和尚を三峯山の戦いで破って大勝を収めた。1232年、父の死によりトルイ家の当主となる。

1235年第2代モンゴル皇帝・オゴデイは、カラコルムのクリルタイにおいて諸国への遠征計画が発議された。そのひとつとしてジョチ家の当主バトゥを総司令としてヨーロッパ遠征が決議され、チンギス・カン家の各王家から次期当主クラスの王族達を選抜してこれに従軍させることとなった。モンケもトルイ家当主として異母弟のボチェク(トルイの七男)とともに従軍した。1236年に遠征が開始され、モンケは遠征軍の総司令官となったバトゥに従って、まずヴォルガ・ブルガール地方に侵入して首都ブルガールを諸将筆頭のスベエデイとともに征服し、ついで翌1237年にはボチェクとともにキプチャク諸部族の首長バチュマンを追い詰めて捕殺する武功をあげた。1238年にはカフカス方面に下ってオゴデイ家の六男カダアン・オグルとともにアラン人(アス人)たちの諸城の制圧に勤め、またルーシ諸国征服においてはキエフ攻略で戦功を挙げた。『元朝秘史』などによると、この遠征中の宴席でオゴデイの長男グユクとチャガタイ家の王子ブリが、総司令であるバトゥと諍い面罵したといい、バトゥからこの報告を受けたオゴデイは激怒してグユクらを厳罰に処すためモンゴル本土へ召還するよう命じたと伝えられる。『集史』によるとブリは遠征軍に留め置かれたようだが、グユクは1239年の秋には軍を離れてモンゴル本土への帰還の途に着いたといい、モンケもこれに随伴したようで、遠征軍はそのまま西進してハンガリー王国、ポーランド王国への遠征を続行し、グユク、モンケ両人は翌年にはモンゴル高原に到着したという。しかし、この時既にオゴデイは死去していた。

もともと、祖父チンギス・ハーンの死後は、末子相続に従ってトルイがモンゴル皇帝(大ハーン)になるはずであったが、トルイが固辞したため、その息子であるモンケを新たな大ハーンとして擁立する約束があった。『集史』などによると、オゴデイは生前、1236年に南宋遠征中陣没した嫡出の三男クチュの遺児シレムンをオゴデイ家の後継者として決めていたという。そのため次期皇帝はこのシレムンかトルイ家の長男であるモンケを望んでいたと伝えられ、ソルコクタイ・ベキやモンケなどトルイ家の側にその旨内々に約束していたという。(ただし、この逸話はトルイ家が権力を掌握した後世の創作である可能性も指摘されている) それらの約束もあり、さらに智勇兼備の名将であったことから、周囲からもオゴデイの後を継ぐ皇帝に望まれた。

諸王家間の対立とモンケ推戴にいたる経過 [編集]
1241年、オゴデイが死去したため、本来ならばシレムンかモンケが後を継ぐはずであったが、オゴデイの皇后であったドレゲネの政治工作でオゴデイとドレゲネの間に生まれた長男のグユクが後を継ぐこととなってしまった。ヨーロッパ遠征での総司令であったジョチ家の当主バトゥは遠征中の対立もあってドレゲネの工作とグユクの即位に反発し、摂政となったドレゲネからの再三のクリルタイ召集にも関わらず病気療養を理由に出席を拒み続けた。モンケもこれに不満を持つが、ドレゲネ生存中は雌伏し、同じくグユクの即位に不満を持つジョチ家のバトゥと手を結んだ。しかし、それから約5年もの間モンゴル帝国は大ハーンの空位と言う状態を招くことになり、帝国各地、特に辺境部では駐留軍の狼藉や現地責任者が勅令の偽造や軍令の濫発をくり返すなど混乱に陥っていた。この事態を重く見たトルイ家のソルコクタニ・ベキはドレゲネの要求に応じ、1246年春にクリルタイ開催を帝国全土に呼び掛けた。バトゥも自らの出席は病気を理由に拒んだものの長兄オルダや次弟ベルケなどジョチ家の有力王族たちをモンゴル本土へ派遣し、テムゲ・オッチギンら東方三王家やオゴデイ、チャガタイ、トルイ家の王族諸将に加え帝国各地の帰順諸政権の代表たちも列席して、同年8月のクリルタイでグユクが第3代皇帝(大ハーン)に即位した。

ドレゲネはグユクを見届けるとその二ヶ月後には病死した。グユクはオゴダイ、チャガタイ両家での自勢力の支持基盤を固めようと強引に当主位の改廃を行い、さらに甥のシレムンも遠ざけた。特に先年か反目していたジョチ家のバトゥとの対立が決定的となりあわや内戦になりかけたが、即位2年後の1248年にグユクも病死した。バトゥはオゴデイ家とチャガタイ家から政権を奪い、帝国で最大の勢力を誇るジョチ家とトルイ家が共同して帝国の国政再建を計画してソルコクタニ・ベキと連携した。グユクの没した後その皇后オグルガイミシュが摂政となったが、バトゥはソルコクタニ・ベキやモンケ、クビライなどトルイ家の王族たちや有力諸将たちとともに独自に集会を開き、オグルガイミシュはじめオゴデイ家政権の拒絶を表明した。次にジョチ家とトルイ家が主催するクリルタイを強行し、全会一致でモンケを次期モンゴル皇帝に指名した。オグルガイミシュ側は後継候補としてグユクの息子ホージャ・オグルを望んでおり、他のオゴデイ家やチャガタイ家の王族たちなどはシレムンを推していた。しかし、いずれも幼少でありバトゥらが推すモンケに比べモンゴル王族や諸将の多くの支持は得られないでいた。オグルガイミシュはバトゥらの行動を非難したが、逆に当時オノン川、ケルレン川の河源地域にあったチンギス・ハーンのオルドで開催する二回目のクリルタイへの参加を勧められた。グユクによってチャガタイ家の当主になったイェス・モンケもバトゥを非難したが、バトゥは広大な帝国の統治を年少者に委ねることは不可能であると書簡で論駁し、重ねてクリルタイへの出席を求めた。こうしてバトゥ側とオグルガイミシュなどそれに対抗する諸勢力は帝国各地で支持者の獲得に奔走してさらに2年を費やしたが、これ以上の遅滞がもたらす帝国の混乱を懸念したバトゥはトルイ家と東方三王家とも協議してオグルガイミシュ側とイェス・モンケに最後の説得を行った。ついに体勢が不利と判断した後継候補のシレムンとホージャ・オグルら自身が出席を表明したものの、彼らは約束の日時には指定の場所に姿を表さなかった。ここに至り、モンケを推すバトゥをはじめとするジョチ家、トルイ家、東方三王家はクリルタイを開催し、1251年7月1日、かねて指定されていたチンギス・ハーンの大オルドのあったコデエ・アラルの地のクリルタイにおいて、モンケは全会一致をもってモンゴル帝国の第4代皇帝(カアン)として即位した。

このとき、後々の害になるとして先帝グユクの皇后として隠然たる影響力を持っていたオグルガイミシュ、さらにはシラムン、イェス・モンケなどオゴデイ家やチャガタイ家の反対派を処刑、粛清するという冷酷さを見せた。

モンケの施政から晩年 [編集]
その後は皇帝としての地位と支配力を固めるべく、河北やトルキスタンなどに行政府を設置するとともに、官僚のマフムード・ヤラワチ・マスウード・ベク父子を重用して財政政策に重点を置き、財政を潤わせた。さらに次弟であるクビライを漠南漢地大総督に任じて南宋攻略を、三弟のフレグを征西方面軍の総司令官に任じてイラン方面を侵略させた。1258年にはアッバース朝を滅ぼしている。

しかし、晩年のモンケは有能な次弟、クビライの存在を恐れて、これを一時的に更迭するなどの猜疑心深い一面があった。このためもあって南宋攻略は遅れ、これに苛立ったモンケは1258年、自分自身の実力に恃んで自ら軍を率いて四川方面から南宋攻略を目指し、帝国諸軍に先行、突出して侵攻したが、その途上、翌年7月末に重慶を攻略した後、釣魚山の軍陣内で流行した悪疫にかかって1259年8月11日死去した。死後は歴代皇帝たちと同じく起輦谷に葬られた。このモンケの死は、クビライ派による毒殺説も囁かれている。

パッチ ジベタリ ダゴン ライト スタウト 天福 クロム サマリア リポータ 東海道 バック ストイシ メディシ バレンシ みずほ セラピー シビリテ チレン ノニオン いかほ フォルム なんごう ガロール スパン あの海 マフラ めむろ ナゲット マスカ ボール パート スノー ピーケ パーセル ドオド レインボー マガジン ギャグ チェアマン 海岸通り 千年の時 シャド 白うり ティクス バトラ コボル ユーカラ キンバリー デラウ しじゅう


2009年04月01日

カラスビシャク

カラスビシャク(烏柄杓)とは、サトイモ科の植物の一種。学名:Pinellia ternata。 。

特徴 [編集]
葉は長い葉柄があって立ち上がり、先端に3枚の小葉を着ける。葉柄の中ほどにはムカゴを着ける。

開花期は初夏。テンナンショウ属のものによく似た花で、緑色。付属体の先端が細長く伸びているので、ウラシマソウを小さくしたような花序の姿である。ただしこの属の特徴として雌花序部が背面で仏炎包に癒合しているので、筒部の下半分がやや細くなって見える。
あっさぶ スロン カーリー デブー ナックス デブリ タング バケツ スメア マンドリル シュテム アーム リッド ピエロ 南瓜 プラス シャンピ スタン ピッツァ いゆふぇく ライブラリー タジア ダンガ モック タイム クシン モッズ トリック ピンマイク 黒太陽 スナンサ ザニア パロール セージラ オーセン モービル ニシキギ ガスケット スラック ストック ジャガー リベンジ デカップ スペア キドニー ヤソウェ 上海慕情 イニシ きほく モラルレ

生育環境 [編集]
山地の道端や畑地に自生する多年生草本で、畑では雑草になる

利用 [編集]
コルク層を除いた塊茎は、半夏(はんげ)という生薬であり、日本薬局方に収録されている。鎮吐作用のあるアラバンを主体とする多糖体を多く含んでおり、半夏湯(はんげとう)、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)などの漢方方剤に配合される。他に、サポニンを多量に含んでいるため、痰きりやコレステロールの吸収抑制効果がある。 なお、乾燥させず生の状態では、蓚酸カルシウムを含んでおり食用は不可能。

カラスビシャクが生える7月2日ごろが半夏生という雑節になっている。

北アメリカの一部では、侵略的外来種として問題視されている。

2009年03月18日

熊野那智大社

熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある神社。熊野三山の一つ。熊野夫須美大神を主祭神とする。かつては那智神社、熊野夫須美神社、熊野那智神社などと名乗っていた。また、熊野十二所権現や十三所権現、那智山権現ともいう。

2004年7月1日、ユネスコの世界文化遺産に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された。

参道の長い石段の上は、右に青岸渡寺があり、左は朱の大鳥居と大社の境内が続いている。拝殿の正面は鈴門を挟んで本殿があり、右から滝宮(第一殿)、証誠殿(第二殿)、中御前(第三殿)、西御前(第四殿)、若宮(第五殿)が並んでいる。正殿の第四殿が最も大きく、若宮の南西には第六殿(八社殿)がある。 第一殿から第五殿までの本殿は熊野造といわれ、切妻入に庇が付いており、簾を釣って鏡を掛けた形態である。1581年(天正9年)の堀内氏善との戦いで燃えたが後に再建され、1853年(嘉永6年)に修復された。また第六殿は八間社流造で檜皮を使っており、これらは全て国の重要文化財に指定されている。
モンブラ こまひ レイク モミジ プルライフ 月の海峡 しおじ コメン フォール ショートケー ティーホル メーカー オートメ わかた ビーフ イザヤ ロストル フリース エイグ ススキ ヒーロー チフス シーズ レード サルト マンパ サイトむい パクチー せりか ゲート ちこり メナム ション ストッキン オフス イソップ シュボド マップ ノンフ スツール ハイパー ドミノ タシケ コダチア プレス バウンス スーパー リコリス ハラム ウチク

なお、現在は山の上に社殿があるものの、後述のように元来は那智滝に社殿があり滝の神を祀ったものだと考えられる。那智の滝は「一の滝」で、その上流の滝と合わせて那智四十八滝があり、熊野修験の修行地となっている。熊野三山の他の2社(熊野本宮大社、熊野速玉大社)では、明治の神仏分離令により仏堂が廃されたが、那智では観音堂が残され、やがて青岸渡寺として復興した。青岸渡寺は西国一番札所である。那智山から下った那智浜には補陀落渡海の拠点となった補陀洛山寺がある。

祭神 [編集]
社殿:神名:本地仏(凡例)
第一殿(瀧宮):大己貴命(飛瀧権現):千手観音
第二殿(證証殿):家津御子大神、国常立尊:阿弥陀如来
第三殿(中御前):御子速玉大神:薬師如来
第四殿(西御前):熊野夫須美大神:千手観音
第五殿(若宮):天照大神:十一面観音
第六殿(八社殿)
禅児宮:忍穂耳尊:地蔵菩薩
聖宮:瓊々杵尊:龍樹菩薩
児宮:彦火火出見尊:如意輪観音
子守宮:鵜葺草葺不合命:聖観音
一万宮・十万宮:国狭槌尊、豊斟渟尊:文殊菩薩、普賢菩薩
米持金剛:泥土煮尊:釈迦如来
飛行夜叉:大戸道尊:不動明王
勧請十五所:面足尊:釈迦如来

2009年03月02日

ロッド系武器やゼロナックル

ゼットセイバー (Z Saber)
登場シリーズ Z1 - Z4
緑色のビーム状の刃をもつ剣。復活直後のゴーレム戦でサイバーエルフのエックスから渡された。以後全シリーズに登場しており、十の光る武具の一つ。三段斬り、チャージ時の攻撃力の高さに加え、EXスキルによって衝撃波も撃てるなど遠近攻撃に富んだ能力の高い武器。オメガも使用しているがこちらは刃が紫色になっている。EXスキルは12種類で全てのスキルの能力は同じである(ただし属性、+属性効果は各シリーズで異なる)、Z4では属性が完全に固定された。
バスターショット (Buster Shot)
登場シリーズ Z1 - Z4
ゼットセイバー同様全シリーズに登場している。ロックマンの作品としては珍しく携帯銃。元はゼロを復活させようとするシエルを守るために戦い死亡したレジスタンスのミランのものだったが、ゼロに託された。レジスタンスが持つ旧式の携帯銃だったが、ゼットセイバーの柄をマガジンとして装着する事で強力なエネルギーブリッドを撃つ事が可能になった。チャージショットの威力は並みだが、EXスキルによってレーザーや爆発する弾などバラエティに富む能力を持つ。ゼロは復活後に手にしたが、オメガも手を変化させるタイプのバスターではなく、似たようなものを所有・使用している。EXスキルは12種類でセイバーとは違いスキルの能力はシリーズでほとんど違う。
シールドブーメラン (Shield Boomerang)
登場シリーズ Z1 - Z3
第一作では、レジスタンスのセルヴォによって昔のゼロのデータから復元された武器だが、Z2からはセルヴォがそれを基に自作で作った武器。エネルギー弾を跳ね返す盾。チャージすると一定距離を飛んで戻ってくるブーメランとなる。Z1・Z2ではスキルアップすることでより遠くまで飛ばせるようになる。Z2では一部の弾は跳ね返せなくとも防ぎ無効化することが出来る。EXスキルは3種類あり、床に沿って飛ばしたり、周りと旋回させたり、弾をエネルゲン水晶に変えたりすることができる。Z1では最終ステージのボス再戦時に部屋に置き去りにできるという隠し技がある。

シリーズ共通システム
サイバーエルフ
サイバーエルフを使用して、ゼロの能力強化、ライフ回復などの様々な効果が得られる。シリーズが進むにつれて効果や使用法は変化していった。
リザルト
各ステージクリアごとに、クリアタイムや敵の撃破数に応じて、最大100点の点数評価が下される。また、それまでにクリアしたステージの平均点(アベレージ)によってゼロのランクが決定され、ランクSとAではボスキャラの攻撃パターンが追加される。
EXスキル
ロックマンゼロ2より採用されたシステム。ゼロのランクがSかAの状態でボスを倒す(ゼロ4では天候をボスに有利な状態にしてボスを倒す)と、ゼロに新しい技が追加される。ちなみに、システムの正式名称は「エクストラ・スキル・キャプチャリング」である。発動法は技によって異なるが、「上キーを押しながらセイバーで攻撃」などシンプルなものが多い。
初出作であるゼロ2では、「エナジーチェーン」や「フィルターシールド」といった他目的に使用できるスキルも存在していたが、ゼロ3以降は攻撃目的としたスキルにまとめられていった。ゼロ4では、さらにセイバーとバスターの2種類のスキルに絞られ、シリーズを重ねる毎にシンプルさが増していった。

用語
四天王
「The Big Four(ザ ビッグ フォア)」。エックスのDNAクローニングによって誕生した、ネオ・アルカディア直属のイレギュラーハンター。「賢将」ハルピュイア (Sage Harpuia) 、「妖将」レヴィアタン (Fairy Leviathan) 、「闘将」ファーブニル (Fighting Fafnir) 、「隠将」ファントムの4名で構成され、それぞれ自らの軍団を率いている。分類的にはレプリロイドではなく、バイオロイドという。
ハルピュイアやファントムのような忠誠心の厚い者や、ファーブニルやレヴィアタンのように己が欲望を優先して行動する者など、エックスのクローン体とはいえ、その個々の性格はまるで異なる。ゼロというもう一人の英雄と戦い、互いに考えをぶつける事で、その立場や思考を大きく変化させていく。
本来、彼らは地球環境再生のための復興活動が任務であり、ハルピュイアとレヴィアタンは互いの連携での気象コントロールによる生存圏拡大という主旨に適った任務を帯びているが、ファーブニルは武力行使によるイレギュラー鎮圧、ファントムはエックスの身辺警護及びイレギュラーの諜報など、その活動内容は対極的である。
彼らは謂わば、ネオ・アルカディア政府の「地球環境再生」と同時に「イレギュラー抑止」の両立を目指した結果であり、決して戦闘用として存在しているわけではない。が、その一方でアームドフェノメノン (Armed Phenomenon) と呼ばれる戦闘に特化した2次形態に変身する事も可能であり、彼らの役割は多種多様である。
Z1終盤にて、ファントムがゼロをコピーエックスの元に行かせまいとして自爆した後も、残った3名で引き続き四天王としての責務を果たしていた。しかし、Z3にて全員コピーエックスMk2の命により幹部の座を追われた上、バイルによってネオ・アルカディアが支配されてしまった事もあり、実質四天王は機能しない状態となってしまった。
彼らのその後に関しては、スタッフは「バイルの攻撃から人間達を守る為にどこかで戦っているかもしれない」[3]としている。だが別のコメントでは「Z3終盤でオメガの爆発からゼロを庇い全員死亡した」[4]とも発言している。Z3で倒れZ4で復活したと無理やり解釈することも出来なくはないが、四天王がどの程度のダメージを受けたのか、彼らのスペアボディの所在や有無などなどについての設定は今のところ存在しておらず、実質上後のゼロ同様行方不明的な扱いである。
ミュートスレプリロイド
ネオ・アルカディアの中でも、特に地位の高い数体のレプリロイドの総称。その力に縋ろうという人々の想いから、ほとんどが神獣などの伝説的な生物などに模されて作られている。(ミュートス:「神話」の意)
彼らの中にはコピーエックスの姿勢に不満や疑問をもつものも少なからずいたが、バイルにイレギュラー化されて凶悪化・暴走し、ゼロに倒されたものも多い。
サイバーエルフ
人間、及びレプリロイドのサポートとして作られたプログラム生命体。ナース系(Nurse Type、ライフ増強&回復)、アニマル系(Animal Type、身体能力強化)、ハッカー系(Hacker Type、データ書き換え)の3種に分類される。エネルゲン水晶によって成長するエルフも存在し、成長する事で初めてその能力を発揮できるようになる。「ゼロ1」のみ、隠し要素としてレア系エルフ(ジャクソン、Jackson)が登場する。
基本的に、人間には見る事も触る事もできない(特殊なバイザーと手袋を装着することで可能)。「ゼロ1」に登場し、眠りについていたゼロを復活させたパッシィ (Passy) のように、意思を疎通できる者であれば会話をする事も可能らしい。繁殖能力はないものの、性別や年齢という概念も一応は存在するようである。サイバーエルフ・エックスのように「レプリロイドの魂」としても扱われている。
プログラム生命体とはいえサイバーエルフにも「死」は存在し、その能力を発揮すると消滅してしまう。また、物理的攻撃によりダメージを受ける事もあれば、日光に触れると消滅してしまう特殊なケースも存在する。
「ゼロ3」では、シエルの研究の成果もあって持続的に消滅なしにエルフの能力が使えるようになる。これまでの融合タイプ(フュージョン)から、装備タイプ(サテライト)への変更が可能となった為である。さらに「ゼロ4」では、複数のエルフの能力をコピーして使用できる新型エルフの開発にも成功している。ちなみに、新型エネルギー「システマ・シエル」もサイバーエルフの技術を応用したものである。
妖精戦争時代では下記のようにサイバーエルフを兵器として投入させる為の研究も行われていたらしく、「ゼロ4」におけるプアエルフはその失敗作であり、放棄されたレプリロイドに取り憑いて攻撃してくる。
マザーエルフ
イレギュラー戦争を終わらせるべく開発された、究極のサイバーエルフ。イレギュラー化したレプリロイドのプログラムを書き換え、正常に戻す機能を持っている。そして、サイバーエルフの始祖こそがマザーエルフであり、対イレギュラー戦争の切り札であった。
サイバーエルフはシエルの祖先である女性が∑ウイルスの研究データを元に開発したものであり、その研究成果こそがマザーエルフであるが、後にバイルによってダークエルフへと改造される事となる。ダークエルフへと変化した際、レプリロイドを自在に操る為のコントロール機能が付加されている。
妖精戦争
「ロックマンゼロ2」から劇中に登場し、「ロックマンゼロ3」にて初めてその内容が明らかとなった。イレギュラーによる抗争から、サイバーエルフを悪用した争いへの転換期を「妖精戦争」と定められている。
バイルの手によって破壊兵器となったオメガと、そのサポートとして改造されたダークエルフを用いてイレギュラー戦争の最前線で戦わせようとしたのが事の発端である。オメガ自身の圧倒的な戦闘力に加え、ダークエルフのレプリロイドを自在にコントロールする能力によってイレギュラー同士を戦わせる事で、オメガの投入から4年で戦争は終結する。しかし、オメガによるイレギュラー虐殺は結果として全人類の60%、レプリロイドの90%の死滅という、イレギュラー戦争史上最悪の悲劇を生んだ。またこのような事態は、少なくとも人間に対しては、バイルにはこの惨劇を意図して引き起こす動機は全く無く、おそらく彼が意図して引き起こしたものではない。また、ダークエルフのコピーとして製作されたベビーエルフも戦争に投入されているが、これは妖精戦争当時において、未だダークエルフの能力が不完全であったためではないかと推察される(ゼロ3において、バイルはベビーエルフの投入に関してあまり重要視していなかったため)。オメガにしても、バイルからすれば、戦争当時は「完璧」とは言い難い出来だったようであり、結果として上記のような惨劇を引き起こしてしまい、バイル自身も下記の、死刑以上の極刑に処されてしまった。
最終的にエックスと、新たなボディ(コピーボディ?)で目覚めたゼロの両英雄によってオメガは破壊される。戦争終結後、ネオ・アルカディアは「人間であるバイルが引き起こした戦争」という事実を隠蔽するため、戦争に関するあらゆる資料をオメガ本体と共に宇宙船へ積み込み、宇宙へと追放した。その宇宙船は地球を周回するようにプログラムされていたほど監視体制は厳重であったようである。
バイルに改造されたダークエルフは、その体を2つに分けられ封印される。そのうちの半身は、ネオ・アルカディア最深部にそびえ立つ巨塔内にある封印装置ユグドラシルに収められる。ユグドラシルでの封印には、エックスが自らのボディを封印のキーとして使用した。そして、戦犯であるバイルは当時の人間達の手によって、記憶の全てをデータ化、老いた体を再生させるアーマーを組み込まれ、心身共に朽ちる事を許されない「不死の刑」に処せられ、ネオ・アルカディアから追放される事となる。
なお、ゼロはこの妖精戦争終結後に再び長い眠りについている(そのため、彼が眠りについていた期間は実質100年ではなく、それよりももっと長い期間という可能性が高い)。

らんたい レタリング ゾンサワ ブルーフ リゲル ジューレ デリー きあおみ 千社札 マッタ ピーカン かつお菜 スリム ピアス ヤペテ チェンナイ 飛躍 マトリ ステップ オレゴン マーメイド スタート スピー しんとつ リュート ドラジェ ガッツ ベロッパー わくや トレイ ソリッド レイト ソーター シェーマ セオド ミント最適 カーンプル ミノロジー タイム たいわ スイッ ハンター スイート ランチコ スクープ シルヘット ヒュー ダート チャプレ ラッキ

2009年02月12日

CROSS†CHANNEL

2004年3月18日にはCEROレーティング18歳以上対象のプレイステーション2版『CROSS†CHANNEL ~To all people~』(クロスチャンネル トゥ・オール・ピープル)がKIDより発売されている。プレイステーション2版であるため、当然直接的な性描写は行われていないが、シナリオの改変はオリジナル版と同じ田中ロミオの手によって行われている(他のシナリオライターは関わっていない)。
わっしょい ダード オフコ 検索村祭 コーヒー ビザウェー マンボン カイモ ハイス レザーク スパイ ナイジェ ループ ファンベト 私が主役 デイラ ストライカー キシング クアハ ワンシ ハイソ メタフ ツーロン ワイキキ デリカシー メモリ セッショ メタノール マイカ タチバナ ストレート リポート ジャンダ トメーシ オブシデ メダル サージ グリース シーモス ロビイング ドライブ ルレット シェンド ツイード スーサ クロス わっさむ レーキ ニーム トーチャー

また、PS2版は2006年5月18日にKIDより2800セレクションとして廉価版が発売された(追加要素なし)。廉価版のCEROによるレーティング設定は「D 17才以上対象」。

本作はフライングシャイン初の独自企画の作品であるが、奈須きのこが 「竹箒日記」2003年10月17日付にて「絶対に越えられない壁として君臨する作品」と絶賛し、黎明期からのアダルトゲームを網羅した「超エロゲー」(多根清史・八霧敬次、太田出版、2006年)においても「大傑作」と評されるなど高い評価を得ている。

あらすじ
主人公の黒須太一は、群青学院の放送部に所属し、そこで得た仲間たちとの楽しい時を送っていた。

しかし、ともに時間を過ごす中、それぞれ心に歪みを抱えたメンバーたちの間には亀裂が生まれ、あるときを境にそれは決定的な破綻となり、「放送部」は断絶してしまう。

太一が起死回生を賭けて臨んだ合宿も失敗に終わり、心中がバラバラの状態で街に帰還する放送部メンバー。しかし、そんな彼らを迎えたのは、生物の存在が消え、常軌を逸して静かになった街だった。

「世界で八人だけの人類」になるという異常な状況下で、それぞれの歪みを顕にし始める部活メンバー。バラバラの心中はそのまま彼らを迷走させ、もはや部活などできる状態ではなく、唯一部長の宮澄見里だけが夏休みの課題であるラジオ放送用のアンテナを組み立てる活動を行っている状態であった。

そんなある日、ひょんなことから町はずれの祠にあった「ノート」を発見した太一は、人類の存在しないこの世界が1週間単位でループしていることを知る。

閉じた世界と繰り返す一週間の中、太一は仲間たちとふれあい、衝突し、そして和解していく。

その果てで彼は、自分自身と向き合い、ひとつの決断を下す。

舞台背景
物語の舞台は日本だが、ある時期から、先天、あるいは後天的に精神に異常を持つ者が急増し始めた。原因は不明だが、多くが少年少女であり、また他人を傷つけるものであったために「当人の心の問題」を外れた深刻な社会問題となっていく。政府は水面下でいくつかの政策を打ち出した。その内容は不明とされているが、本編中の記述から、「適応係数」の設定と測定試験の実施がその一端であることが示されている。

群青学院
物語の主な舞台。「学院」とあるが、その実態は「適応試験」の実施、あるいはそれ以外の過程によって、「社会に適応できない」と判断された少年少女たちの精神治療、健常化を名目上の目的とした、実質的な隔離施設である。その内容上留年が日常茶飯事であるが、一定の期間を経ても状態に変化の見られないものは、更なる施設へ送られる(そういう人々は、精神構造が人間のそれと乖離している、と語られる)。通常の会話が成立するのは、一クラス10人前後である。

社会的にも暗黙の了解としてその内実が知られており、一部では差別などが付きまとっている。

なお、少数ながら身体障害者を受け入れる枠もある。

適応係数
特定の個人の一般社会との適応、あるいは非適応の度合いを表した数値。「適応試験」によって測定されるが、その内容や経緯は本編中では明確な描写がない。数値は百分率で表され、大きいほど重篤であるとされる。なお、30%を越えた場合社会に適応不可能とされる。群青学院での平均数は45%前後である。本編中では「適応係数84(%)」の主人公・黒須太一が、学院でもっとも重篤であると語られている。なお、数値は精神構造の異常さを示すものであり、重篤の人間でも(通常時は)問題なく日常生活を送っている場合がある。

登場人物
声優の表示は(PC版/PS2版)
黒須 太一(くろす たいち)
本編の主人公。両親はすでに無く、引き取ってくれた「睦美さん」の家に居候している。
享楽的な性格で、突拍子もない言動や行動で周囲を振り回す。自称エロ大王。白髪と猫のような目が特徴的な美少年だが、なぜか自分の容姿を醜いと思い込んでおり、深いコンプレックスがある。ネコと同様にタペタムを備えた太一の目は、ストーリーが進むにつれ物語の核心に関連するキーとして重大な意味をもってくる。
適応係数は84。学院でもっとも重篤な少年。『血』が苦手で、血を見ると異常な凶暴性を表す。また、異常に感覚(特に他者の害意に対し)が鋭敏。誰も傷つけたくない為「群」より「個」であることを好む傾向があり、自立(孤立)した他者を「キレイなもの」として歪んだ愛着を抱き、それが堕落したり、価値を失うことに落胆や怒り、興奮を覚える美的感覚を持ち合わせる。一方で「普通」に対して強い執着があり、他人との繋がりを求める一面がある。生まれ変われるのならばタニシになって何も考えずに生きていたいと思っている。
過去の事件により、異常なまでの攻撃性をその行動原理に植え付けられ、また本来人として持っていた「理性」を一時完全に損失している。現在の人格は支倉曜子らによって形成され、後付けされたものに過ぎず、ふとしたきっかけ(他者からの攻撃、悪意、血を見るなど)で内面をさらけ出し、攻撃的な欲求のままに暴走してしまう。感情と理性が両極端で、他人に対して分析的に接している面がある。太一自身そんな自分を嫌悪しており、「心の平穏」を保つため、また他者との平穏な繋がりを求めて、常に狂奏的な道化を演じている。
その人格は多面的であり、複雑であり、理解は困難である。
山辺 美希(やまのべ みき)
声優:榎津まお/野中カオリ
波がかった髪と貧乳が特徴な、太一の後輩。太一のセクハラにも動じない明るくノリの良い性格。親友の佐倉霧と二人で「FLOWER'S」(お花ちゃんたち)と呼ばれる。ケンカしがちな太一と霧に気を揉んでいる。
適応係数は40そこそこと自称している。実は他人に対する「共感」が欠落しており、常軌を逸した深い「自己愛」を抱えている。そのため必要とあらば躊躇無く他人を切り捨てる冷酷さを持つ。親友の霧は、自分に害意が迫った時のための「盾」であり、本編でもさりげなく危機感を煽るなどして彼女の行動を巧妙に誘導している。
しかし、太一や曜子に比べて「人」としての倫理観が確立しており、他人を犠牲にすることに本人も自覚の無い罪悪感を覚え、精神を磨耗させている。そのため、霧が事故で屋上から転落しそうになった際、反射的に助けて傷を負う場面もある。「個」で生きられるほどの精神は無く、「自己愛優先」の「群」を望んでいる(誰とも接触せず、一人で生きることを「気が狂いそうになる」と評している)。ある意味、太一に次ぐ多面的(精神的な表裏)な人物である。
実は世界のループに気がついており、「自己愛」に従って自身の「初期化」を拒絶し、ある方法で「固有の自分」を保ち続けている。また、太一が内に秘める危険性も知っており、明るい笑顔の裏で警戒と細心の注意を払っている。
佐倉 霧(さくら きり)
声優:中瀬ひな/沢野冷果
中性的な容姿の後輩。かなりの潔癖症で気が強い。群青学院には従兄の新川豊と共に転入してきた。以前の学校で虐めを受けており、周囲に対して不信感を抱えている。気さくで気の優しい美希とは親友だが、実際の力関係は美希が上で霧は頭が上がらない。通常時の攻撃性は多分に虚勢であり、実際は繊細で傷つきやすい性格。完全な分裂気質。
適応係数は明言されていない。異常なまでに他者の心の機微に敏感な感性を持つ。そんな彼女にとって世界(社会)は悪意に満ちたものであり、常に精神の安定を欠いている節がある。しかし他人に対する嫌悪や恐怖以上に「孤独」を恐れる傾向があり、「信頼できる特定の他者」に依存する傾向が強い。過去においては従兄妹の豊に、現在においては親友の美希に依存している。一時期は豊の紹介で太一とも親交を深めていたが、豊が自殺した一件と、それによって不安定になった彼女を見て太一が暴走したことにより、憎悪と警戒心を抱くようになる。
前述した精神的脆さに加えて「人類の消失」という常識から乖離した状況によって強いストレスに晒され、著しく精神的な安定を欠いている。そのため唯一の精神的支柱である美希を守ろうと、ほかの部活メンバーとの交流を絶って独立しようとしたり、太一を殺害しようと計画を練ったり、美希に太一との交流をやめさせようとする等の狂的な行動に走り始める。
エンディングにおいて「健常化」が認められ、群青学院から他校に転校する。その後の生活はPS2版・初回限定版に付属のドラマCDで垣間見ることができる。
宮澄 見里(みやすみ みさと)
声優:鳩野比奈/及川ひとみ
放送部部長。巨乳とメガネが特徴。通称みみ先輩(何故か「みみみ」と呼ぶと怒る)。島友貴の姉だが、友貴は違う名字を名乗っている。周囲と距離を置いていた太一を「放送部」に誘った張本人でもある。温厚で面倒見もよく、生真面目な人物。
適応係数は30を超えている。「規則」を遵守することに縛られており、そこから派生する重度の自傷癖の持ち主。守られない規則ばかりが横行する世界は彼女にとっては容認できないものであり、その世界を修正するため、自分を傷つけるという形で周囲に対して屈折した攻撃を行う。これが要因で彼女の家庭は二度崩壊している。柔和な笑顔とは裏腹に、あまり本心を表に出さない人物。
放送部では一番包容力があり、太一の異常な凶暴性を目の当たりにしても「普通」であろうとする太一の心情を理解し、容認している。ある意味では太一の理解者であり、太一にとっても特別な存在。
人間関係が分解してしまった放送部で、ただ一人「課題」である放送用のアンテナの設置に努めるが、それが本当は逃避行動であることを自覚している。
桐原 冬子(きりはら とうこ)
声優:楠鈴音/鳴海エリカ
太一のクラスメイト。名家(武家)の娘で意地っ張り。太一曰く「反転属性付き勝気娘」。過去太一とは恋人関係にあったが、太一に捨てられてからは太一を敵視している。プライドが高く、群青学院にペーパーテスト(適応試験)ひとつで転入させられたことに納得がいかず、未だ自身の境遇を否定している。私服登校はその意思表示でもある。周囲に壁を築き、太一に声をかけられるまで孤立していた。
適応係数46。「孤独」を志向し高いプライドを持っているが、一度依存した相手には際限なく依存し、また独占しようとする。他者に依存するという点のみでは霧と似たようなタイプであるが、彼女の依存には「自己」が含まれておらず、独占を保つためには自身を支えるプライドさえかなぐり捨て、自傷も厭わない。反面、孤立した自己を支えるプライドは堅牢であり、人類の消失した本編世界では、高い確率で餓死に至る。 
過去、彼女の「孤高」を好んだ太一により、対人関係の「実験」対象に選ばれ、恋人関係を築くが、彼女の秘める異常性が表出したことで破綻。自傷によって重傷を負った彼女の姿は、太一に戦慄と、淡い罪悪感を与える。
平素と異常のギャップが作中もっとも出た人物。平素において、太一と微笑ましいやりとりをするシーンが大半を占めるだけに、そのギャップが否応にも引き立つ。
支倉 曜子(はせくら ようこ)
声優:児玉さとみ/児玉さとみ
長い黒髪と無表情が特徴的な少女。太一よりひとつ年上。万能人間。周囲の一切に関心がないが、太一だけには心を許し、彼の言葉に盲目的に従っている。太一とは幼馴染で、「婚約者」。太一と共に睦美に引き取られ、一時期は同居していたが、現在は一人暮ししている。
適応係数は不明(というか群青学院に入学した経緯自体不明)。頭脳、身体能力共に常人を遥かに超え、戦闘技能と鋭い第六感をもつ。忍者のように気配を消すことができ、神出鬼没(太一が呼ぶとどこからとも無く現れる)。一方で表情に乏しく声も平板で、かろうじて行動から感情を感じとれるなど、完成された「自己」を持つが故に他者とのコミュニケーション能力に問題がある。機械的だが、エゴイスト。太一曰く「理性の怪物」。
太一の存在を第一とし、行動(生活)の中心には常に太一をすえている。本編では太一を殺害しようと図る霧を無感情に殺そうとする(未遂に終わる)。作中では唯一、太一が積極的に接触しようとせず、敬遠する人物。太一とは、過去、互いに「同期」を図った半身と呼ぶべき間柄であり、その人格形成にも決定的な影響を与えた人物。
その超常的な能力によって、ほぼ全てのループで世界の秘密に辿り着き、ある思惑の元、太一に助言を与える。
七香(ななか)
声優:理多/平井理子
謎のセーラー服少女。予兆もなく自転車に乗って登場する度に太一にぶつかってくる。群青学院生ではなく、太一とは面識が無いはずだが、なぜか太一の事をよく知っている。彼以外の人物の前では姿をあらわさない。太一の心象を汲み、時にギャグを飛ばし、時に慰め、彼を「世界」の秘密へと導いていく。
彼女の導きに沿って、太一はループする一週間で自分が何をすべきかを理解し、決断していく。
一貫して太一の平穏を願い、彼の行動にアンチテーゼを唱えこそすれ、何かを強要する事は無い。しかし太一の人生に大幅なマイナス要素を与えてしまった曜子には、はっきりとした嫌悪感を表している。
彼女の存在(その正体も含め)に関しては終盤で触れられているが、それをふまえても彼女の存在には謎が多く、本編でも明確に言及されることはない。
島 友貴(しま ともき)
声優:牛久京也/山口勝平
太一の友人の放送部員。宮澄見里の実弟。クールに振る舞うが気が小さい。恋人がいるが童貞。群青学院入学前はバスケ部に所属していたが、姉の見里が原因で足に障害を負い、精神ではなく身体の障害者枠により群青学院に入学。コンピューター関連に強く、部活では機材のセッティングを担当する。姉に対して愛憎の入り混じった複雑な感情を持っている。
適応係数は17と、メンバーの中ではまともな人間の部類。ループする一週間では「生命維持活動部」なるものを立ち上げ、食料の調達、配給を行うが、それが見里と同種の逃避行動であるとは本人は気づいていない。複雑な感情をもちつつも見里の動向には関心があったようで、彼女の様子を伺っているところをたびたび太一に目撃されている。本編では、精神的に最も「健常」な人物でありゆえ、見里を含む群青学院生の異常性を表層的にしか理解できていない。
見里が原因での二度に渡る家庭崩壊を機に、姉に対して憎しみを抱くようになり、それがループする一週間では見里の最後の精神的支柱である「部活」の妨害、ひいてはアンテナを破壊するという行為につながっていく。
桜庭 浩(さくらば ひろし)
声優:十文字隼人/山崎たくみ
太一の友人の放送部員。あだ名はラバ。実家はかなりの富豪。奇矯な言動が多く、味覚、金銭感覚など、常人に理解し得ない独自の感性の持ち主。学食で販売されている「カレーパン」をこよなく愛する。
適応係数は15と最も低い数値(一般人レベル)だが、なぜか自ら希望して群青学院に入学した。依存的な側面を持つ者が多い部活メンバーの中では珍しく、本編中まったくといっていいほど他者に依存しない、突き抜けてマイペースな人物。社会的な常識は明らかに欠けているものの、他者に直接害を及ぼす問題は見受けられない(適応係数の低さもそのためだと思われる)。ループする一週間においては、放浪していたか、一人で行動することが多かった模様。そのためか、人間関係において問題を抱える登場人物たちの葛藤を描いた本作においてはいささか影が薄く、登場する回数も少ない。
過去(桜庭の学院編入前)、文化祭で女装した太一に一目ぼれし、強姦しようとして太一の反撃を受け、左の鼓膜を損傷して聴覚を失っている。また、なぜかその際に性欲も失っている。
他人の心情を感覚的に察する鋭さを持っており、太一の心情や苦悩を正確に理解していたふしがある。また、意外と思慮深い面があり、「自分のような人間が性欲を失ったのは正解だった」と語っている。作中、ほかの部活メンバーと唯一衝突しない人物であり、積極的に他者と接触することもない。これは、衝突してでも他者との繋がりを望む太一とは対極の在り方である。
堂島 遊紗(どうじま ゆさ)
声優:鵜乃瀬朱香/東風たまこ
メガネっ娘。太一の近所に住む後輩で、太一になついている。可愛らしい女の子。母親は群青学院の学食に勤務しているパワフルで豪快なおばちゃん。
過去いじめを受けてたようで、精神的なストレスに非常に脆い。群青学院に通い、太一と交流するようになってからはかなり改善していたらしい。しかし、ふとしたことで凶暴性をむき出しにした太一に襲われ、精神に深い傷を負ってしまう。その後の彼女の消息は明示されていない。
作中では太一の回想にのみ登場する。
新川豊(しんかわ ゆたか)
声優:間寺司/堀川りょう
転校生。佐倉霧の従兄妹。両親は亡くなっており、佐倉霧の家に居候しているが、あまり良い環境ではなかった模様。しかし霧とは実の兄妹のように仲が良い。転校してきてすぐに太一と意気投合した。明朗かつ温厚な性格で、太一も認める「いい奴」。本人も太一の事を信頼していた。作中では既に故人で、太一の回想でのみ登場する。
とある理由(精神的要因)で足が悪い。また過去の記憶を喪失しており、先端恐怖症、森の暗がりに病的な恐怖を抱くなどの精神疾患を持っている。その後遺症の為か、何処でも唐突に寝てしまう。太一と初めて会ったとき「初めて会った気しがしない」と述べた通り、太一とは過去に関係がある。太一も過去における彼のことを忘却していたが、結果的に運命のいたずらのような再会と、彼が過去の記憶を取り戻したことが残酷な結末を招いてしまう。

2009年01月26日

美しきエレーヌ

『美しきエレーヌ』(フランス語:La belle Hélène, ドイツ語:Die schöne Helena )は、ジャック・オッフェンバックが1864年に作曲し、同年12月17日にパリのヴァリエテ座で初演された全3幕のオペレッタ。

物語は、トロイア戦争の原因となったパリスによる絶世の美女スパルタ王妃ヘレネの誘惑の話をパロディー化したもの。神話をたたき台にして、第二帝政下で問題となっていた人妻の不倫や社会的地位のある人々の放蕩ぶりを風刺している。

オッフェンバック作品の中では『地獄のオルフェ』(天国と地獄)と並んでヨーロッパでは人気作品。フランス語版、ドイツ語版共にDVDにもなっていて、日本でも手に入る。台本はオッフェンバック作品を数多く担当したアンリ・メイヤックとリュドヴィック・アレヴィで、このコンビは後に『パリの生活』や『ジェロルスタン女大公殿下』(『ブン大将』)でも台本を担当し、オッフェンバックと彼ら2人は名トリオとして一世を風靡した。また、彼らはビゼーのオペラ『カルメン』(1875年)の台本や、ヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ「こうもり」の原作となった戯曲『夜食』(1872年)も書いていることでも知られる。

初演当初からこの作品に出てくる人物たちについて、誰をモデルにしているのかという様々な憶測をたてられた。特に近年にいたるまでタイトルのエレーヌのモデルではないかと噂された女性に、ナポレオン3世の皇后ウジェニーがいる。第二帝政を代表する美女としてその名をはせた皇后は、スペイン出身ということもあって、マリー・アントワネットが「オーストリア女」とフランスの国民から憎まれたように、オッフェンバックがこの作品を作曲した頃には「スペイン女」と呼ばれて、国民の人気が無かった。そのため、ありとあらゆる悪意のある噂を流されていた。その中の1つが不倫をしているという噂であった。この噂は皇后の敵達によって散々吹聴されたものであったが、実際のところはまったくの事実無根であることが、現在では証明されている。夫ナポレオン3世は無類の女好きとしてヨーロッパ中で有名であったが、皇后のほうは信心深く、夫婦間の貞操を固く信じる女性であった。このことからも、近年の研究ではエレーヌのモデルは特定の個人ではなく、結婚はしたものの、政略結婚や家同士の釣り合いを考えたものであるが故に愛情はほとんどなく、夫婦それぞれ勝手気ままに愛人を作っていた、当時の上流社会の人々であるという説が一般的である。

作品のデータ
台本:アンリ・メイヤックとリュドヴィック・アレヴィ
作曲:ジャック・オッフェンバック(1864年)
初演:1864年12月17日 パリ、ヴァリエテ座
物語の舞台:古代、ギリシアのスパルタ

構成
序曲
第1幕 神託、スパルタのジュピテール(ゼウス)神殿前広場
第2幕 双六賭博、王妃の館
第3幕 ヴェニュス(アフロディテ)のガレー船、ナウプリアの海岸

登場人物
パリス(テノール) - トロイア王プリアモスの息子
メネラウス(テノール) - スパルタ王
エレーヌ(ソプラノ) - メネラウスの妃。いわゆる「トロイのヘレネ」
アガメムノン(バリトンまたはバス) - ミケーネ王。メネラウスの兄
オレスト(メゾ・ソプラノ) - アガメムノンの息子。オレステスとも言う。この作品では親の金で遊びまわる放蕩息子として描かれる
カルカス(バス) - ジュピテール神殿の神官
アキレウス(テノール) - フティオリデスの王
アジャックスI(テノール) - サラミス王。別名大アイアス
アジャックスII(テノール) - ロクリエン王。別名小アイアス
フィロコム(台詞) - アポロン神殿の召使
パルテイス(台詞) - コリントの遊女
レーナ(台詞) - 同じくコリントの遊女

第1幕
ジュピテール神殿前広場では人々が集まって供物を捧げている。そこへ神官のカルカスが召使のフィロコムと共に現れ、最近はジュピテールも影が薄い、今人気があるのは「パリスの審判」で見事最も美しい女神と認定されたヴェヌスだとぼやく。そこへ若い娘達が祈りを捧げるためやってくる。今日はヴェヌスの恋人アドニスの命日である。その後からエレーヌ(ヘレネ)が侍女二人を従え登場、「愛をお与え下さい」と切望しながら歌う(アリア「神聖な恋 Amours divins!」)。
みかんいろ バリトン サーファ マスター ハンディー ニュルン すみのえ ロフルス タラップ ステン ハート フォロワー ダイヤ ディク ランド パーク カーブ シャト ラン トップ とうたい ジャン ルー メルク ニックス カレワ とうみょう ぶきいろい ディッシュ ラベル タオイズ ダイアモンド ショウ ベッド おじま ハイボー タイプライ 宇宙ステー ピンタック オートクチ ティンカー カラム モッコク ヤード きくらげ トータル ケトン ヒョウ メンバー チャンネル

若い娘達が神殿に入るとエレーヌはカルカスを呼び止め、「パリスの審判」のことを聞きだし、ヴェヌスが世界一の美女を約束したという話はどうなったのと言う。その美女はあなた様ですよねとカルカスは答える。それに対してエレーヌは、私は白鳥に化けたジュピテールとレダの娘、メネラウスと結婚するまでは色々あったけど今は平凡に彼の王妃をしてるわ、でも「パリスの審判」で夫を裏切る事になりそうと嬉しそうに語る。そこへアガメムノンの子で遊び人のオレスト(オレステス)が遊女のパルテイスとレーナを連れてやってきて、どんなに遊んでも国がお金を払ってくれると賑やかに歌う(オレストのクプレ「今夜はラヴィリンスのパブで夕食を Au cabaret du labyrinthe」)。

これだから国家予算の使途不明金が増えるとあきれるカルカス。オレストはアドニス祭礼に参加したいと言い出すが、カルカスはそれは困るとばかりに言葉巧みに説得して追い返す。カルカスが神殿に入ろうとすると、そこへ美しい羊飼いがヴェニュスの手紙を持ってやってくる。誰であろうこの羊飼いこそパリスその人である。手紙にはエレーヌとパリスが結ばれるように良きに計らえと書いてあった。ミーハーなカルカスはあなたがあの有名なパリス王子。では、「パリスの審判」の事を話してくださいよと求める。それに答えパリスは事の顛末を話す(「イダ山の上で Au mont ida」)。

そして神殿からエレーヌが出てくる。美しい青年に魅了されるエレーヌ。パリスは私はただの羊飼い。今日ここで開催されるクイズ大会に出ると語る。そこへ各国の王様がやってくるのでエレーヌは支度のために去る。民衆が集まり、そこへ二人のアジャックス(大アイアス&小アイアス)、アキレウス、メネラオス、そしてアガメムノンがそれぞれの自己紹介をしながらやってくる(王様達の行進とクプレ)。

それが終わるとカルカスがクイズ大会の開始を告げる。そして、並み居る強豪を打ち負かしてパリスが優勝する。羊飼いなんかに負けたと悔しがる王様達。一方パリスは自分の身分を明かす。驚くエレーヌは、彼が「リンゴの若者」だったのねと喜ぶ(アンサンブル「リンゴの若者だわ L'homme à la pomme!」)。

身分の高い人だと知ったメネラウス王はパリスを宮殿に招く。そこへ突然雷鳴がとどろき、「メネラウスは今すぐクレタ島に行って、4週間滞在しするべし」という神託が下る。もちろんこれはカルカスの陰謀で発電機を使って雷鳴をおこし、神託を捏造したのだ。嫌がるメネラウスだったが、結局皆に促されて行くことになる。これはチャンスと喜ぶパリス。エレーヌはメネラウスはかわいそうだけどこれも運命よとつぶやく。全員の「クレタ島へ行け」の合唱で幕。

第2幕
エレーヌは今夜のパーティを前に身支度をしている。そこへパリスが来たことが告げられる。夫とパリスのどちらを選ぶかを迫られている彼女は悩み、これもヴィーナスのせいよとばかりに彼女を非難するアリアを歌う(ヴィーナスへの祈願「私は金髪のエレーヌ On me nomme Hélène la blonde」)。

そこへパリスが現れ、ヴェニュスは世界一の美女を約束した、僕と一緒に来てくれますか、と言う。しかし、エレーヌは内心まんざらでもないが、世間体や夫の事を考えると素直にハイとはいえない。そこでパリスは一計を案じることにする。そこへ侍女がやってきて王様達のカード大会が始まると告げる。こうしてカード大会が始まるが、山場になるとカルカスが八百長をするので、しまいには怒った人々が金を返せ、と彼を吊るし上げ、カルカスは逃げ出す(カード勝負のアンサンブル)。

人々が彼を追って退場するとエレーヌ一人だけになる。そこへうまく追っ手を巻いたカルカスがやってくるので、エレーヌは彼にパリスと夢の中で会えるように魔法をかけるよう頼む。神官は彼女を寝かせて去る。そこへパリスが忍び込んでくる。エレーヌは目を覚ますが夢の中だからとばかりに彼の誘惑に乗って抱かれる(二重唱「夢の中の愛」)。

しかし、突然メネラウスが帰って来てしまう。エレーヌはこれは夢じゃなかったのねと狼狽する。夫の方は妻が私を裏切った!!と訴える。騒ぎを聞きつけた人々がやってきて、メネラウスが戻っている事に驚く。夫は妻の浮気現場を押さえた、私の名誉は傷ついたと訴えるも、皆はそれは君にも責任がある、賢い夫は妻がきちんと迎えられるように事前に知らせるもんだと諭す(「旅から帰る夫の心得は Mari sage est en voyage」)。

メネラウスは今度からきちんとするので今回はどうにかしてくれとアガメムノンに泣きつく。アガメムノンはパリスに出て行けと叫ぶ。パリスは何を言う、エレーヌが僕のものになる事はホメロスにだって書いてあるよとぼやく。しかし、エレーヌは危険だから早く逃げてと彼を促す。そして、それぞれの思いのたけを歌う激しいコンチェルタートで幕(第2幕のフィナーレ)。

第3幕
前幕でパリスを追い出したことは、ヴェヌスの怒りに触れてしまう。ヴェヌスはギリシャの女たちを快楽に飢えさせ、すべての妻に夫を捨てさせた、とオレステスが歌う。そこエレーヌとメネラウスが現れる。エレーヌにパリスとのことをしつこく聞く夫にうんざりした彼女は怒って去ってしまう。これを見たアガメムノンとカルカスは今やギリシャは快楽と乱痴気騒ぎにとち狂っている、このままでは国が危ない、ヴェヌスに詫びを入れるべきだとメネラウスを説得する(愛国の三重唱「ギリシャが戦場になれば Losque la Grèce」)。

メネラウスは、わかっているだからこそヴェヌスの生まれ故郷シテール島(キティラ島)の神殿の大神官に手紙を書いたと言う。その時海からキンキラキンに飾り付けられたガレー船がやってくる。大神官が到着したのだ。彼はメネラウスにヴェヌスの怒りを静めるためにエレーヌがシテール島へ行って白い仔牛100頭を捧げろと告げる。それですむならとメネラウスはエレーヌを呼ぶが、エレーヌは嫌がる。すると大神官が語りかける。僕はパリスです、これでも行くの嫌がるの?と。喜ぶエレーヌはこれも運命とばかりに船に乗り込む。かくして船は出港し、船上でパリスは正体を現し叫ぶ、「エレーヌはいただいていく。彼女は僕のもの」と。だまされたことを知ったメネラウスたちはトロイアに復讐しに行くぞ!!と合唱し、幕(第3幕のフィナーレ)。

聴きどころ
アリア「神聖な恋 Amours divins!」 ※エレーヌ登場の歌。女声合唱とソプラノの響きが美しい
パリスのクプレ「イダ山の上で Au mont ida」 ※パリスの審判の顛末を歌ったもの。緩やかで牧歌的なメロディが印象的。独立して演奏されることも多い
王様達の行進とクプレ ※初演の時から最も人気がある歌。1880年のオッフェンバックの葬儀の時にも演奏され、大勢の人々が彼を偲んだ。
アンサンブル「リンゴの若者だわ L'homme à la pomme!」 ※ただひたすら「リンゴの若者だわ!」をくり返す。最後はヨーデルのリズムになる。笑える歌唱の一つ
ヴィーナスへの祈願「私は金髪のエレーヌ On me nomme Hélène la blonde」 ※よろめきたくてもできない、複雑な女心を歌った美しいロマンス
カード勝負のアンサンブル ※カード勝負の様子を歌で描写。最後のカルカスへの「金返せ」の合唱は笑える
二重唱「夢の中の愛」 ※パリスとエレーヌの愛の二重唱。美しく幻想的なメロディーが有名。
第2幕のフィナーレ ※イタリア・オペラのフィナーレのパロディーなのだが、劇中のハイライトともいうべき名シーン
愛国の三重唱「ギリシャが戦場になれば Losque la Grèce」 ※ヴェルディのオペラに出てくるイタリアへの愛国心を歌ったものへのパロディである。

DVD情報
以下は近年に発売された『美しきエレーヌ』のDVDに関する情報である。配役はエレーヌとパリスに限定して記す。

DVD『喜歌劇 美しきエレーヌ』【2003年7月24日発売】
指揮:マルク・ミンコフスキ
演奏:ルーブル音楽隊(グルノーブル)及び同合唱団
配役:フェリシティ・ロット(エレーヌ)、ヤン・ブーロン(パリス)
収録:2000年10月16日~22日、パリ・シャトレ座(ライブ)
言語:フランス語
発売元:TDKコア
販売:キングレコード
DVD『ユニテル・オペレッタシリーズ1 ジャック・オッフェンバック「美しきヘレナ」(美しきエレーヌ)』(映画版)【2004年4月21日発売】
指揮:フランツ・アラーズ 
演奏:シュトゥットガルト放送交響楽団及びシュトゥットガルト南部放送合唱団
配役:アンナ・モッフォ(ヘレナ)、ルネ・コロ(パリス)
製作:1974年
言語:ドイツ語
発売元:ユニテル
販売:ドリームライフ

2009年01月18日

デカブリストの乱

デカブリストの乱(露: Восстание декабристов, Decembrist revolt)は、1825年12月14日(グレゴリオ暦12月26日)にロシアで起きた反乱事件。

デカブリストとは、武装蜂起の中心となった貴族の将校たちを指し、反乱が12月(ロシア語でデカーブリ、 Декабрь)に起こされたことからデカブリスト(十二月党員)の名で呼ばれた。デカブリストの乱は、ロシア史上初のツァーリズム(皇帝専制)と農奴解放を要求した闘争と位置づけられ、以後のロシアにおける革命運動に大きな影響を与えた。

一般的にデカブリストの乱や革命運動の起源は、アレクサンドル1世の治世にあるとする見方が有力である。17世紀末から18世紀初頭にかけて、ロシアの貴族層は、ヨーロッパの啓蒙主義に影響を受けて自由主義的思潮に傾斜していった。この傾向は、フランス革命さらにはナポレオンの登場により拍車がかかる。1805年のアウステルリッツの戦い、1806年のフリートラントの戦いでの敗北以降、アレクサンドル1世はナポレオンに対してある程度誠実な協力者であった。このようなアレクサンドルの姿勢は、ロシア国内における自由主義の勃興をもたらすと同時に、保守派の憤激を買った。

この時期にアレクサンドル1世は、ミハイル・スペランスキーを登用し立憲制の導入を含む改革を試みようとしていた。スペランスキーは、内務省の組織化、聖職者教育の改革、政府による経済開発の体系化などの改革に関与した。 1808年スペランスキーは国と地方に選挙制議会(ドゥーマ)の設置を中心とする立憲制導入を構想した。この構想は、貴族・官僚層の激しい反発を買うこととなった。1812年、ナポレオンとの戦争を控えていたアレクサンドル1世は、国内の統一を図るためスペランスキーを顧問から解任し追放した。

ロシア戦役では、焦土作戦と冬将軍の到来によってロシア軍が勝利した。以後、ライプツィヒの戦い、ワーテルローの戦いでナポレオンは失脚しロシア軍はパリまで進軍した。ナポレオン戦争に従軍した貴族出身の青年将校たちは、滞在中、議会の討論会や自由主義的な雰囲気を持つ大学の講義を聴講したり、政治的意見を掲載する新聞を読むなどして、ヨーロッパ諸国の政治・社会制度に触れ、祖国ロシアのそれと比較して格段の進歩を遂げていることに衝撃を受けた。また、戦争に従軍している農民出身の多くの兵士に直接接し、彼らの境遇の劣悪さを肌で感じ、国家社会の改革を強く意識するようになった。自由主義的政治思想・人権思想・代議制・立憲制の影響を受けて帰国した彼らは、祖国の専制政治・官僚政治に一層幻滅を感じて改革の必要性を痛感した。
シントニア タコス オイル マヤ吉 ケルン ミーハー ボタン たこいと デュアル アルル ライン アクサ ビー玉 ロコモコ ライフ テナー クチル トッププ ナズナ ロベニア シタニア キング ブルー レンド ハファダ シリア マリンホス タイトス リテール シラー カノープス きねづか ブダペ スノーグ チョウゲ フルタイ モミジ デブリ ブラッシ 深海魚 シルバー ビーテ トライ サイキック ブレッツ プルーフ すいか くもり ダッジ ミーア


秘密結社
1816年、サンクトペテルブルクでアレクサンドル・N・ムラヴィヨフ、イワン・D・ヤクーシキンら6人の青年将校によって最初の秘密結社「救済同盟」Soyuz spaseniya(のちに「祖国の真正・忠誠な息子たちの会」に改称)が結成された。1818年「福祉同盟」Soyuz blagodenstviyaが結成され、約200名が参加した。福祉同盟は、農奴解放、専制政治の廃止で一致していたが、将来のロシアの方向性をめぐり、立憲君主制を主張するものと共和制を主張するものとに意見が分かれていた。また、方法論として武装蜂起の採用や蜂起の方法を巡っても相違が見られた。

1821年福祉同盟は上記のような会員間の意見の相違と、当局のスパイを恐れ解散(当局の命令による解散説と、自主的な解散説あり)した。

ウクライナでは激派のパーヴェル・ペステリ大佐を中心にトゥリチンに本拠地を置く「福祉同盟」の南方支部が「南方結社」として組織された。南方結社は、共和制に基づく憲法草案「ルースカヤ・プラウダ」Russkaya Pravda を起草した。この中では、専制政治の打破と一時的な独裁体制による共和国の樹立、農奴制の廃止と国有地の活用を中心とする土地改革、地方自治とユダヤ人以外のロシア帝国に隷属する諸民族の独立などを主張した。

ペテルブルクでは、穏健派のニキータ・ムラヴィヨフやN.I.ツルゲーネフによって「北方結社」が設立された。ムラヴィヨフは、1812年スペイン憲法やアメリカ合衆国憲法に範を取り、立憲君主制・連邦制を基調とする憲法草案を起草した。北方結社は、教育・慈善事業、経済・司法改革などの課題について皇帝及び政府を助け、穏健な形でロシアに立憲制を導入することを目論んでいた。

1815年皇帝アレクサンドル1世は、ポーランドに対して憲法を与えポーランド立憲王国が成立した。議会の開院式に出席したアレクサンドルは、勅語の中でロシア国内での憲法施行を準備していると言及したため、これに期待する(または、ポーランドに憲法を施行し、ロシアに未施行であることに反発する)向きがあった。しかし、アレクサンドルは、ウィーン体制に同調し改革者の仮面をかなぐり捨て、反動へと走った。 秘密結社は、アレクサンドルの変節により動揺し、穏健派である北方結社にも詩人のコンドラチイ・ルイレーエフやアレクサンドル・ベストゥージェフら共和制を志向する一派が加入することで急進化していった。また一部には、ピョートル・カホフスキー、A.I.ヤクボーヴィチのように皇帝暗殺を計画する一派まで現れた。